明治時代、戦争でお金が必要だった政府が税収を上げるために煙草を国民に推奨していた
この辺りが事の始まりのような気がします。ごくごくふつうに見よう見まねで吸い始める
成人であれば誰に遠慮する必要もなかった、時代が喫煙を肯定していたというわけです。
失われていくもの
可愛い、キレイではなくカッコイイというの
もおとなの条件のひとつ。
こどもは大人の何かに憧れていて、自分もそうなりたいと真似てみる。
彼女がこどもか大人なのかわかりますか?
煙草を吸う仕草ってなんとなく色っぽい。80年代の映画で「いろいろあったけど…」と
煙草に火をつけ自分に語りかけるように頷いて部屋を出ていく、そんな場面がありました
ヘビースモーカーならライトスモーカーに。完全禁煙でないなら
ゆる禁スモーカーに。自分のスタイルを変えてみるのもアリ?
もともと煙草は嗜好品として古くからあったものです。経済成長期には一般の人達にも浸透し、
たばこは贅沢品ではなくなりました。
仕事をしながら、おしゃべりしながら、歩きながら、退屈しのぎに、といった具合です。
駅や機内、裁判所から病院まで吸い放題。あげくにはイライラしたら一服…二服…足りん
もう理由のわからない状態にまで…。
煙草・喫煙に対して政策とはいえ国が推奨していた時代があります
どこからか感じる肯定感は時代の名残かもしれません…
健康と環境に対する関心の高まりから隅っこに追いやられていく煙草、そして喫煙者。
なにも考えずに喫煙できたのは幸せの時。
これからの時代、喫煙は自分をコントロールできないと自分を苦しめてしまうような気がします。
まぁどちらにしても、煙草は高級嗜好品への道をまっしぐらに進んでいるようですが…